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  • 葉山歯科

デンタルニュース 3月号


あっという間に3月。もうすぐ春ですね~♪

先日三浦海岸駅に行ったら、河津桜が満開でした。

これからお花見など楽しみな季節になりますね。

そんな時に冷たいビールがしみて美味しく飲めない!

なんてことがない今回は知覚過敏対策のお話です。

知覚過敏とは?

虫歯や歯の神経(歯髄)の炎症などがないにも関わらず、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに一時的な痛みがあることを知覚過敏といいます。

知覚過敏の原因

歯の構造は右の図のように神経を中心に層になっています。 一番外側のエナメル質は痛みを感じませんが、その下にある 象牙質は痛みを感じる部分です。歯肉が下がったり、歯が欠けたり、虫歯などで象牙質が露出 すると、知覚過敏が生じやすくなります。

知覚過敏対策

●優しく歯磨きをする

ゴシゴシ歯磨きをしていませんか?強く磨くと汚れが取れないだけでなく、歯肉が下がったり、歯を傷つけたりして知覚過敏の原因になります。歯ブラシはペンを持つように持って、毛先を軽く当てて小刻みにやさしく磨きましょう。

●シュミテクト

一般的によく知られている知覚過敏用歯磨き粉です。中の成分が歯の神経の周りにイオンバリアを形成するので、外部からの刺激の伝達を防いでくれます。

●MI(エムアイ)ペースト

意外と知られていなくて優秀なのがこのMIペーストです。歯磨き後に歯に塗るパックです。

歯のエナメル質に含まれるリンやカルシウムは絶えず「脱灰」によって溶け出し、「再石灰化」によって歯に吸収されています。(左図参照) MIペーストには、この石灰化に有効なCPP-ACPという成分が豊富に含まれており、エナメル質や象牙質の隙間を埋めて、歯のしみを防ぎます。

但し、自分では知覚過敏であるのか、虫歯など別の原因による痛みであるのかは分かりにくいですから、早めに歯科医院で受診することをお薦めします。

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