やっと涼しくなったかな?と思ったら急に秋らしくなってきて、日も短くなり、今年の終わりが見えてきた所。1年がだんだん早く終わるように感じるのはそういうお年頃のせいでしょうか。。。(笑)
さて今月は、歯周病で歯ぐきが下がるとむし歯になりやすい、という仕組みとその対策について書いてみたいと思います。
むし歯になる仕組み
まずは、むし歯になる仕組みのおさらいから♪
お口の中は基本的に中性に保たれています。食事をすると、むし歯菌(ミュータンス菌)が糖分を発酵させて酸を作ります。唾液の力でお口の中を中性に戻そうとしますが、酸が一定濃度に達すると歯が溶けてむし歯になります。
お口のpHを分かりやすい図にすると次のようになります。
参照:ライオン株式会社「Lidea」より
間食が多く、お口が中性に戻る前に何か絶えず食べていると、お口の中は酸性に傾いている時間が長くなります。
すると歯が溶けやすくなり、むし歯が出来やすくなってしまいます。
またpH5.5で溶けるのは歯の表面のエナメル質の部分のみで、その下にある象牙質やセメント質はpH6.0~6.2で溶けると言われています。(下図赤字部)
参照:慶応義塾大学病院HPより
つまり、歯周病が進行し歯茎が下がって象牙質やセメント質がむき出しになった部分(上図青点線部)はよりむし歯になりやすいのです!
歯根部のむし歯予防
歯ぐきがやせて歯が長くなったな?と感じたら早めにむし歯予防をしましょう♪
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