top of page
  • 葉山歯科

デンタルニュース 9月号

今年も暑いですねぇ。。。7月から30度越えの日が続き長い夏になりましたが、皆さんバテてませんか?この頃やっと少しピークを越えたか?位にはなってきましたね♪


さて今月は口呼吸について。まだ多くの方が「口呼吸はなんとなく良くない気がする」位でしょうか?ということで、今回は口呼吸について具体的に書いてみますね!


口呼吸の問題点

人間を含む動物は主に鼻から息を吸って吐く『鼻呼吸』を基本としています。但し運動をしたり、ストレスがかかると、口から息を吸って吐く『口呼吸』に切り替わることがあります。ただ最近は、普段から口呼吸の人が増えているのです。

口呼吸には次のような問題があります。


口腔乾燥: 唾液の減少でお口が乾燥し、虫歯や口臭、歯周病リスクが増えます。


顔の成長への影響: お子様の場合、顔の骨の成長に影響を与えることがあります。例えば顎が狭くなり、歯並びが悪くなったりすることがあります。


いびき・睡眠障害: いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因となることがあり、睡眠の質の低下、日中の疲労感や集中力の低下を引き起こします。


免疫機能の低下: 鼻呼吸では鼻毛や鼻の粘液のフィルター効果で、細菌やウイルスからの防御機能が働きます。口呼吸では異物がそのまま肺に入り、感染症にかかりやすくなります。


口元の見た目の悪化: 口呼吸で唇が開いた状態でいることが多くなると、口元の筋肉が緩み、口元の形が悪くなることがあります。


口呼吸のセルフチェックリスト

もしかして口呼吸?

下のチェックリストに1つでも当てはまると、その可能性がありそうです。


□ 無意識の時、口が半開きになっていることが多い

□ よく滑舌が悪い、話していることを聞き取りにくいと言われる

□ 起きた時、のどが痛いことがよくある

□ 口内炎が良く出来る

□ 歯並びは悪い方だ

□ 唇の乾燥がとても気になる

□ かなりの早食いである

□ 食べる時、くちゃくちゃと音をたてる

□ いつも片方だけで噛んでいる

参考文献:『歯のトラブルは万病の元』監修大原盛勝/北原文子


鼻に問題があると難しいかもしれませんが、可能であれば鼻呼吸にしたい所です。

歯医者さんでの歯列矯正の相談は勿論ですが、ご自身でも禁煙してみたり、舌を正しい位置(上顎に軽く触れる)に保つ練習をしたり、唇や頬の筋肉を鍛える簡単なエクササイズをしたり、 呼吸が浅くなる猫背などの姿勢を改善することで、口呼吸を防ぎやすくなります。

この機会にちょっと生活習慣を見直して、健康になってみませんか?

閲覧数:0回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page