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  • 葉山歯科

デンタルニュース 8月号


夏ですね。診療室から見える場所に置いた朝顔がきれいに咲いてますが、さていつまで持つか・・・(←スタッフの腕次第?)

さて、しばらく病気とお口の関係の話が続いたので、今月は別の話題で。診療中にも時々聞かれることのある「保険診療と保険外診療の違い」について少し触れてみたいと思います。

健康保険について

病気やけがをした時、誰もがいつでもどこでも安心して一定の負担で医療を受けられる仕組みです。国民全員が何らかの医療保険に加入し、お互いの医療費を支えあっています。

ですから保険で認められる診療は、保険のルールで細かく決められており、病気とみなされないもの、治療のためではないものには使えません。

このルールでは治療内容に応じて治療費が決まっていますので、同じ治療の場合、どこの病院で治療を受けても費用は同じになります。

保険外診療との違いについて

歯科の保険診療では、使える材料も治療法も決められています。この制限がないのが保険外診療(自由診療)です。一部、具体例を見てみましょう。

虫歯の治療では悪い部分を削って詰めたり、被せたりします。保険診療で金属を入れる場所に、下の写真のように目立たない材料を保険外診療で使うことも可能です。

次に入れ歯です。保険診療の入れ歯の土台は、強度的に2~3㎜の厚みが必要となりま

す。写真①のタイプは左右をつなげる金属もかなり太くなり、食事する時や、話をする時にこれらの厚みや金属の引っかかりによる違和感が気になる、プラスチックについた汚れや匂いが気になる場合、②の金属床(最も厚い部分が0.9mm)の入れ歯を保険外診療で作ることも可能です。③のような金属のバネが口元から見えるのが気になる方、金属アレルギーの方には④のスマイルデンチャーも扱っています。

失った歯の形と機能は保険診療で十分取り戻すことが出来ます。個人的にはそれで満足

できるなら、保険診療で良いと思います。ただ、自分の体とは24時間の付き合いです。見た目、耐久性、使い心地をより良くしたい、又は金属アレルギーがある場合、ここで紹介したもの以外にも色々保険外診療を扱っています。無理に薦めることはありませんので、気になることをお気軽にご相談ください。


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