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葉山歯科

デンタルニュース 6月号


今年もまた歯と口の健康週間(6月4日~10日)がやってきました!

お口全体の病気の予防、早期発見、早期治療等を徹底して、健康を増進させましょうという週間です。

今回はお口の病気にちなみ、前回少しだけ触れた口腔がんについてもう少し詳しく触れてみたいと思います。

日本人の死亡原因の1位はご存知の通りです。現在、2人に1人が癌にかかり、3人に1人が癌で亡くなっています。最近は早期発見出来れば治る癌もたくさんありますが、残念ながら口腔がんは死亡率46.1%*の癌となっています。

*口腔がん&咽頭がん合計疾患者に対する死亡率/統計: 2013年国立がんセンター

口腔がんとは? 口腔がんはお口の中に発生する癌で、歯以外のどこにでも発生する可能性があります。舌がん、歯肉(歯ぐき)がん、口腔底(舌の下)がん、頬粘膜がん、口蓋がん、口唇がんなどがあり、そのうち日本人に一番多いのが舌がんです。

まだまだ口腔がんは認知度が低いのですが、日本では毎年約3,000人が口腔がんで亡くなっています。また手術によって顔が変形したりする事もある為、精神的負荷が大きく、自殺率No.1の癌として知られています。

口腔がんの症状 口腔がんの場合、初期は自覚症状がほとんどありません。痛みがある、食べ物や飲み物がしみる、違

和感がある、首のリンパ節が腫れる、なかなか口内炎が治らない、といった症状が出てきた時には、すでに癌が進行している状態です。虫歯や歯周病、口内炎と思い込み、知らないうちにがんが進行していたというケースも少なくありません。

目に見える症状として、舌や粘膜の変色があります。他にも、しこりがある、ざらざらした突起・潰瘍、口の中の痛みしびれ感、物が噛みづらい、飲み込みにくい、話しづらい、顎や舌を動かしにくいなどの症状が現れます。

口腔がんの早期発見・治療の重要性 口腔がんの5年生存率は60~80%と比較的高く、初期の段階で発見・治療をすれば、十分に元の生活を取り戻すことが可能です。美味しいご飯を食べ、楽しくおしゃべりする、そんな人間として当たり前のことが、治療によって奪われてしまったら???

癌のステージが進んでしまうと、命を救うために手術で舌やあごの骨を切除しなければならなくなり、食事や会話がとても不自由になります。そうならない為にも、早期発見、早期治療が重要となってくるのです。

葉山歯科では 8月から口腔がん検診スタート予定!!!

詳細は来月号へつづく・・・

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