top of page
葉山歯科

デンタルニュース 8月号


毎日毎日、暑い日が続きますねぇ~。夏バテ防止は、やっぱりしっかり食べられるかどうか?(笑) ということで今月は、入れ歯について。

実は入れ歯と言っても色んな種類があります。最近、「保険外でもいいから付け心地のいい入れ歯ない?」、「どんな入れ歯があるのか、知った上で自分にとっていいものを選びたい」など聞かれることが重なったので、大まかな違いなどを紹介します!

入れ歯とは? 入れ歯とは、失った歯の形と機能を補うために入れる、取り外し可能な人工の歯の事です。部分入れ歯は、歯があった所の粘膜に人工歯のついた床(しょう)と呼ばれる土台を乗せて支え、残った歯に金属製のバネをかけて安定させます。総入れ歯は、顎の骨の隆起と口の粘膜に入れ歯の土台である床をあわせ、吸盤のように吸着させることで安定します。水があるとガラス2枚がくっつくのと同じ原理で、唾液が接着剤の役割をします。

保険の入れ歯

比較的安く作ることができますが、材料は基本的に金属とレジン(プラスチック)と決まっています。土台になる床がプラスチックなので、どうしても強度的に2~3mmの厚みが必要です。ですからお口の中での違和感が大きく、話にくい、物の味がわかりにくい、こわれやすい、汚れや臭いがつきやすいなどの欠点があります。 また左右つなげるタイプですと金属もかなり太いので、口の中の引っかかりがさらなる違和感をもたらすことになります。

金属床の入れ歯

入れ歯の土台を薄くして、装着時の違和感を少なくしたい方には、金属床がお勧めです。土台を金属にすることで、写真のようにかなり薄く(0.9mm以下)することが出来ます。 お口の中の違和感だけでなく、温度も感じやすくなりますので、食事が美味しく食べられるようになります。また金属なので強度もあり、汚れや匂いもつきにくいというメリットもあります。

金具のない入れ歯(スマイル・デンチャー)

口元から入れ歯の金属が見えるのが気になる方、金属アレルギーの方には金具のない入れ歯がお勧めです。 残った歯にかける金属のバネがなく、歯ぐきに近い色のナイロン樹脂を使っているので、入れ歯が目立たないだけでなく、保険の入れ歯に比べ比較的薄い(平均1.2~1.5mm)のも特徴です。

ここで紹介した以外にも、入れ歯が簡単に外れないように磁石やフックを入れ歯に取り付けたり、歯ぐきにあたる床の部分に、柔らかい素材(シリコンなど)を使った入れ歯にしたりすることも可能です。まずはどんな悩みを解決してほしいのか、お気軽にお問い合わせください!

閲覧数:7回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page