top of page
葉山歯科

デンタルニュース 12月号


今年も気が付けばもう12月。年を重ねるごとに1年過ぎるのが早くなってきた気がするは、歳のせいでしょうか。。。(笑)

さて、今年はイベントの代わりに、患者さんから頂いた最高のプレゼントの話をここで共有して締めくくりたいと思います。では皆さま、良いお年をお迎えください。

歯周病とは? テレビなどでもよく聞く「歯周病」という病名。そもそも歯周病って何でしょう? 「歯周」という言葉のまま、歯の周りの組織(歯周組織)に炎症が起きる病気の総称です。歯周病はゆっくり進行しますが、多少の腫れ、出血は放置されることが多い為、知らない間に進行し、気がついた時には歯がグラグラするようになり、最終的には歯が抜けたりします。

歯周病の進行について 当院でも歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきの隙間の深さをチェックしていますが、この数値で歯周病の進行度が分かります。

① 健康な状態だと、歯と歯ぐきの間には1~2mm程度の隙間があります。 ② 歯の汚れを放置しておくと、歯ぐきに炎症がおき、歯周ポケットが深くなり始めます。 ③ 炎症が広がり、菌が歯の根っこ周り、歯を支えている骨などに侵入、破壊し始めます。 ④ 炎症はさらに広がり、歯を支えている骨が半分近く破壊され、歯がぐらつき始めます。 ⑤ 歯を支えている骨が半分以上破壊され、歯はグラグラになります。

(出典:ライオン・システマHPより)

歯周病が進行し、痛みが出てから来院される方が多いのですが、あまりにも重度の場合、歯を抜くしかないこともあります。でもそのちょっと手前の状態であれば、朗報です!当院にこんな患者さんがいらっしゃいました☆

今年4月に来院された70代女性の患者さんの歯は計27本ありましたが、歯周ポケット4mm以上の歯が20本、うち12本の歯は6mm以上の重度の状態でした。一番ひどい歯の歯周ポケットは10mm、グラグラで物を噛むことはできず、その歯は抜く話をしていました。

ところがこの患者さん、熱心に歯磨きの方法を学ばれお家で試された所、みるみるお口の状態が良くなっていったのです!歯ぐきの腫れも、殆どの場所であった出血もなくなり、半年後には抜歯予定だった歯の揺れもおさまり、きちんと噛めるようになりました。

毎日のケアに勝るものはありません!自分にあった歯磨きの方法、是非ご相談ください♪

閲覧数:5回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page