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  • 葉山歯科

デンタルニュース 9月号


暑い夏、やっと終わりでしょうか?患者さんの中には暑さで倒れられた方もあり、なかなか過酷な夏だったように思いますが、もう9月なんですね。

ところで今月は、お肌に良いと言われるコラーゲンについて書いてみたいと思います。といっても、勿論お口にも関係する切り口でいきますね♪

コラーゲンとは? コラーゲンは、動物の皮、腱、骨などを構成するタンパク質の1つです。人間の体を作っているタンパク質のうち約30%がコラーゲンと言われていて、美肌で注目される皮膚だけでなく、内臓、血管、骨など私たちの体のあらゆる所にコラーゲンが存在しています。

コラーゲンにはたくさんの種類があり、繊維状、膜状、細胞表面など様々な形で、規則正しく並んだり、体内で組織を結合したりして、臓器に適度な強度や柔軟性を与えたり、血管に弾力を出したり、骨を強くしたりしてくれています。

コラーゲンの減少 30~40歳をピークに、コラーゲンは年齢と共に減少します。すると、血管が脆くもろくなったり、骨が弱くなったり、関節が硬くなったりという症状がでます。

お口に関連する症状では歯周病です。歯周病は歯ぐきの感染症ですが、歯ぐきが腫れたり、出血したり、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けたりします。コラーゲンが減少して血管が脆くなると出血しやすくなりますし、骨が弱くなると歯槽骨の吸収にも影響がでます。

体内のコラーゲンを増やすには? コラーゲンのドリンクやサプリなど色々市販のものはありますが、基本的にタンパク質として体内で消化されてしまうので、コラーゲン摂取の有効性は科学的にまだ証明されていません。

そこで注目したいのが、いかに自分の体内でコラーゲンを作ることができるか?

消化されたタンパク質はアミノ酸になるのですが、これらのアミノ酸をつなげてコラーゲンを作るのに必ず必要になるのがビタミンCなのです!つまり、タンパク質とビタミンCの両方を摂取すれば、コラーゲンを生成することができることになります♪

<具体的な食材> ビタミンC:生野菜、フルーツ類 タンパク質:肉、魚、卵、大豆、乳製品

簡単にビタミンCとタンパク質の両方取るにはチキンサラダやツナサラダなどがお勧めです!またタバコはビタミンCを壊すので、喫煙者は意識的にビタミンCを摂るようにしましょう。

ちなみにうちのスタッフは「レモンの入ったチーズケーキもビタミンCとタンパク質の両方取れるから、美味しいスイーツ食べてきれいになれるね♥」などといっておりましたが・・・(笑)

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