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  • 葉山歯科

デンタルニュース 11月号

長い長い夏がやっと終わった!と思いきや、急に秋らしくなりましたね♪

ちょうどよい季節が長く続いてくれるといいのですが、朝晩は結構冷え込み

急な気温変化で体調をないよう、気を付けてください。


さて、定期的に口腔がん検診をされる方が増えてきたのですが、もう少しレベルアップしたおススメがん検診について書いてみます!


がん検診って?

がん検診とは、がんの早期発見と早期治療を目的とした検査です。がんの種類や進行度合いによって治療方法は異なりますが、初期の段階であれば場合によっては完治するがんもありますし、早期治療することで、がんの生存率を格段にあげることができます。


がん検診は、乳がん→マンモグラフィー、大腸がん→便潜血検査、肺がん→胸部レントゲンとそれぞれのがんの種類に応じて行われることが一般的ですが、葉山歯科ではそれらを一度に唾液で検査ができるサリバチェッカーという検査をお勧めしています。


① サリバチェッカーについて

サリバチェッカーは、唾液に含まれる代謝物を測定してがんのリスクを評価する新しい検査です。この検査では、胃がん、肺がん、膵がん、大腸がん、口腔がん、乳がん(女性のみ)のがんリスクを評価することができます。


サリバチェッカーは唾液を採取するだけで済むので、患者さんにとっては身体的

負担が少なく、簡単に検査を受けることができます。早期発見が難しいと言わ

れる膵がんや肺がんの検査ができるのも特徴です。

『高リスク=がん』という訳ではありませんが、口腔がんで高リスクの結果が出た

場合は、より精密な口腔がん検診を受診されることをお勧めします。


② 口腔がん検診について

一般的な口腔がん検診は、視診・触診がメインとなりますが、葉山歯科では視診・触診、レントゲン撮影に加えて、食生活や口腔内環境などのリスクファクターとあわせて、ベルスコープという器械(口腔内蛍光観察装置)を使って口腔がん検診をしています。


ベルスコープは、青い光をお口の粘膜(歯以外のやわらかい部分)に当てることにより、細胞の異常を見つけることができる器械です。光をあてるだけで、視診や触診では分からない初期の異常を可視化できることが特徴です。


細胞異常があってもがん以外の口腔粘膜疾患ということもありますので、読影に一定の知識が必要ですが、葉山歯科では患者さんに安心して頂けることを第一に、がんの有無に関わらず必要に応じて歯科大へご紹介させて頂いています。


自覚症状なく進行する口腔がんも見逃されやすいことで知られています。


①サリバチェッカー② 口腔がん検診と定期検診してみませんか?

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