デンタルニュース 2月号
- 葉山歯科
- 2022年1月31日
- 読了時間: 2分
さてさて、今年もバレンタインの時期がやってきましたね♥
まん延防止云々であまりお祭り騒ぎの気分にはなれませんが、気分だけは一応バレンタイン風で今月はお届けします♪
さて、先月少しだけご紹介した「健康寿命を延ばすための検査」ですが、今年から葉山歯科で新たに扱い始めた『がんリスク検査』について今月は詳しくご紹介していこうと思います!
がんリスク検査とは?
正式には「サリバチェッカー」と呼ばれるこの検査、唾液(だえき)を取ってその中に含まれる特定の物質を測定、解析することで、いま現在がんになっている可能性があるかどうかのリスクを調べる新しい形のがん検査です。
日本人のがん死亡原因上位5種(男性は4種)、肺がん、膵がん、胃がん、大腸がん、口腔がん、乳がん(女性のみ)を一度に検査することが出来ます。
サリバチェッカーの仕組み
「唾液だけでがんがホントに分かるの?」と思いませんか?
実は血液や尿などと同じように、唾液からも健康状態の指標となる多くの情報が含まれています。がん細胞から出る代謝物も、下の図のように血管を通って唾液中にしみ出します。サリバチェッカーは、その代謝物を測定解析します。

なぜ唾液を使うの?
がんの代謝物の研究の中で、血液や尿など人間の身体から取れる様々なものからデータを取り、がん患者さんと、健康な方のデータを比較した時に一番優れているのが唾液からのデータだったそうです。
この検査の特性上、ステージ0やステージ1の初期のがんを発見できる可能性もあります。自覚症状が出にくいがんの早期発見は勿論ですが、1年で急成長するがんもありますので、定期的な人間ドックなどの検診の間にこのサリバチェッカーを併用するのも良いかと思われます。
正確な測定をするために、検査2日前から摂取を控える食品があったり、検査当日の禁止事項があったりはしますが、検査自体は0.1㏄の唾液を出すだけの簡単な検査です!
ご興味のある方、ご希望の方は受付、またはスタッフまでおしらせください。
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