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葉山歯科

デンタルニュース 2月号

更新日:6月27日

いや~、冬本番ですね。幸い昼間に天気が良い日が多く、「葉山のチベット」でもそこそこ暖かく過ごしやすくて助かっています♪(笑)


さて、今月はお口と糖尿病の関係について。何度かこのトピックは取り上げているのですが、まだ患者さんに伝わりきっていないようなので、過去ニュースとやや重複する部分もありますが、そこはおさらいということで❤


歯周病が糖尿病悪化の原因!?

糖尿病は、インスリンというホルモンの不足や作用不全によって、血液中の糖分が高くなる病気です。日本ではII型糖尿病が多く、生活習慣が大きく関係しています。そこで糖尿病の治療と共に食事や運動などの生活習慣の改善をすることになります。


勿論、食事も運動も大切なのですが、歯医者さんとしては同時にお口のお手入れもして欲しいのです。なぜなら歯周病が糖尿病悪化の原因になりうるから。


歯周病は、歯周病菌に感染することで、歯ぐきやその周りの組織に炎症が起きる病気です。この細菌は強力な毒素を作り出し、その毒素はお口から体に取り込まれます。すると、体は毒素から自分の身を守る物質を作り出し、それがインスリンの働きを弱めてしまい糖尿病を悪化させてしまう原因なのです!


糖尿病が歯周病悪化の原因!?

糖尿病は歯周病も悪化させてしまいます。


高血糖が続くと血管が傷ついたりして血流が悪くなります。すると歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)がどんどん深くなり、細菌が溜まり、細菌感染による炎症(歯周病の症状)を悪化させます。


また、糖尿病の合併症で免疫力が下がると、歯周病菌がますます増えやすくなります。


このように、歯周病が悪化すると糖尿病が悪化し、糖尿病が悪化すると歯周病が悪化するということが起こるのです!

出典: 大原盛勝、北原文子監修『歯のトラブルは万病の元』より


歯周病治療のススメ

このように、歯周病は糖尿病治療に大きな影響を与えます。しばらく歯医者さんに行ってない方は勿論、生活習慣を一生懸命に改善していても思うように結果が出ない方、ぜひ歯周病治療に力を入れている歯科医院でお手入れをしてみてください。


当院に来院される糖尿病患者さんは、お口のお手入れ以外に他は何も変えていないのに内科の先生に「何したの?」と驚かれた方、糖尿病数値が良くなった方、など朗報が続いています。この機会にお口のお手入れをされたい方はぜひご連絡ください♪

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