コロナの状況が少し落ち着き、久々に制限のないゴールデンウィークとなりましたね♪
みなさん楽しんでいらっしゃいますか?
さて先月号で、予防歯科のセルフチェックをご紹介しました。
そこで今月はその続きとして、定期検診をただ漠然と受けるのではなく、どういうお口の状態を目指し、そこからどう健康を維持していくかというお話を詳しく書いてみようと思います!
定期検診とは?
むし歯や歯周病の『予防』はもちろん、口腔がん、認知症、心臓疾患、脳梗塞、糖尿病、早産、流産などさまざまな病気の予防にお口のお手入れをお勧めしています!
さて実際の定期検診では、だいたい下の4通りの結果になると思うのですが、みなさんはいつもどの辺りでしょうか?
1. いつもむし歯も歯周病も問題なく、歯のクリーニングのみで終了! ←
2. むし歯はなく(or経過観察中)、歯周病のケアだけでOK!
歯と歯周ポケット内のクリーニングをして、お口の中の細菌を減らして状態を保っている。
3. むし歯はあるけど症状はない。
むし歯治療と平行して、歯と歯周ポケット内のクリーニングをして細菌を減らしていきます。
4. 痛み、しみる、腫れなどの症状がある
症状に対する治療からスタートになります。
お分かりの通り、上から順に、1 が一番良い状態で、2、3、と続きます。
4の方は3を、3の方は2を目指し、最終的に1になるといいですよね♪
お口の中をより良い状態にするためには?
まずは自分のお口の状態を把握してみましょう!
普段から担当衛生士からも診療中に磨き残し、歯周ポケットの深さ、出血、むし歯の数など色々お伝えしています。そこからより詳しく検査することで、把握できることもあります。
唾液検査: むし歯の原因、歯周病の状態などがより詳しく分かります。
Pg菌検査: 悪玉歯周病菌の有無を調べて、歯周病リスクを検査します。
きれいに磨けているのにむし歯ができる、歯周病が進行する、口臭が気になる、などの原因が検査結果から判明します。原因さえ分かれば、しめたもの。あとはその対策をしましょう!
磨き残し対策の電動歯ブラシ、唾液を出すためのむし歯予防用のガム、歯を強くする高濃度フッ素、細菌コントロールの為のうがい薬、それぞれ必要なアイテムを選んでもらいましょう!
さらなる健康管理にはがん検診です。お口の癌だけでなく、肺がんや膵臓がんなど早期発見が難しい癌のリスク検査もやっています。健康管理のためにもこれらの検診も定期的にすることをお勧めしています!
何か「気になる!」があれば、いつでもスタッフ宛ご相談ください♪
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