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デンタルニュース 6月号

葉山歯科

さて今年もやってきました『歯と口の健康週間』

6月4日~10日まで、お口全体の病気の予防、早期発見、早期治療等を徹底して、健康を増進させましょうという週間です!


そんな中、歯科検診について興味深いニュースが飛び込んできました。

今月は健康維持に重要な歯科検診について書いてみたいと思います。


歯医者さんでの検診が義務化になる!?

先日のニュースは「政府は、国民皆歯科健診の導入を令和7年頃を目途に検討し始めた。」

この国民皆歯科健診とは、歯科健診を国民全員に義務化しようということだそうです。


いきなり義務化と言われると「大きなお世話だ!」と思われる方も一定数いらっしゃるかもしれません。しかし歯科健診の義務化は政府の横暴ではなく、確実に国民の健康を増進させ、結果として増加する医療費の削減にも役立つ政策になると思われます。


歯科健診のメリット

では歯科健診は具体的にどうメリットがあるのでしょうか?


・自分の歯をより長く使える

きちんとお手入れしていれば、100歳になっても自分の歯が使えます!いつまでも美味しく食べられることは勿論ですが、歯の数が多い人の方が健康維持がしやすく、入院回数が少ないそうです。またお口のお手入れが出来ている方が、入院期間が短いというリサーチもあります。


80歳で自分の歯を20本残す「8020運動」がありますが、2016年現在の80歳の平均総歯数は17本、20本以上歯を保っている人は全体の51%です。


・病気のリスクが減る

歯周病を引き起こす歯周病菌は、全身のあらゆる病気と深く関係があります。


・認知症 ・脳梗塞 ・感染性心内膜炎 ・狭心症 ・心筋梗塞 ・(誤嚥性)肺炎 

・ぜんそく ・咽頭炎 ・ウイルス性疾患 ・糖尿病 ・関節リウマチ ・早産 ・流産

・低体重児出産 ・口腔がん 


ざっと大まかにあげただけでも色んな病気と関わっているのが分かるでしょうか。これらの病気のリスクが減ることを考えるとお口の中をきれいにしておくことはとても重要になります。


残念ながら30歳以上の日本人のうち8割は歯周病と言われています。年齢が高くなると歯を失う原因は歯周病になります。歯を長く大切に使うためにも、そして病気にならず健康で歳を重ねるためにも、歯の定期検診をお勧めします!


葉山歯科では、全身疾患に大きくかかわっている歯周病菌の1つであり一番の

悪玉菌と言われるPg菌の検査もしています。ご興味ある方はスタッフまで♪





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