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  • 葉山歯科

デンタルニュース 7月号

ムシムシした日が続きますね。うちのクリニックはバリアフリーで地面上すぐが床になっていて、梅雨時期は湿気が一気にあがってくるので湿気対策がなかなか大変です。。。


さて時々患者さんから質問のされるのが

「歯を診てもらう時に3とか4とか言ってるあの数字って何ですか?」

今回は、こちらの疑問にお答えしてみたいと思います。


歯周病ってどんな病気?

いきなりですが、この写真を見てください!

これが歯周病です。インパクトのある写真ですよね?

お口の中にいる細菌に感染し、歯の周りの組織が炎症をおこし、歯を支えている骨が溶けていくと、歯を支えられなくなり、1本、2本、と歯が抜けていく病気、それが歯周病です。


人類最大の感染病と呼ばれる所以です。


ちなみに歯を失う一番の理由はむし歯ではなく歯周病なのです!


では次にこちらの写真はどうでしょう?

ぱっと見て全く問題なさそうな健康なお口に見えませんか?

写真だけだと歯医者さんでも分からないのですが、実は当院に通われていた重度の歯周病の患者さんで、数か月後に前歯が抜けてしまいました。


歯周病はどうやったら分かるの?

ぱっと見ただけで分からない歯周病ですから、患者さん本人も自覚症状なく、気が付くとどんどん進行していきます。

そこで必要なのが歯科医院での検査です!


歯周病が進行していくと、歯周ポケットと呼ばれる歯の周りの隙間がどんどん深くなっていきます。

この深さをこの図のように測ることで、歯周病の進行度合いをチェックしているのですが、この深さが質問分の「3とか4とか言ってる数字」です。

単位は勿論『ミリ』ですね♪


歯周病検査は、歯周ポケットの深さ以外にも、出血や膿が出ていないか、歯の揺れ、プラークの有無などから総合的に炎症度合いを検査していきますが、保険治療では歯周ポケットが4mm以上は歯周病として診断されます。


次回検診時、ご自分の歯周ポケットの深さ注意して聞いてみてくださいね♪

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