今年の梅雨はとにかく大雨が多く、毎日のように大雨警報を聞いていたきがしますが、皆さん被害などはなかったでしょうか。
同時に新型コロナウイルス感染者がまた日に日に増えているのが心配ですね。早く収束してくれるといいのですが、葉山歯科での診療前後の問診・検温・消毒・うがいはしばらく続きそうです。
最近、患者さんから「歯の黄ばみが気になるので白くしたい」というリクエストが続いたので、今回はタバコと着色について書いてみようと思います!
歯の変色について
タバコのヤニによる歯の黄ばみはよく知られる所ですが、実は色んな原因で歯は変色します。タバコのヤニ以外にも、コーヒーやお茶などの着色、むし歯による白濁、黒ずみ、歯の神経がなくなることによる変色、加齢による黄ばみ、遺伝性や薬による変色ものなど様々です。
タバコのヤニ
タバコのヤニは粘着性がとても強く、一度歯についてしまうと歯磨きだけで簡単に落とすことはできません。またその粘着性で、他の汚れもくっつけてしまうので、そのままにしておくと、歯も歯ぐきも汚れが濃くなっていき、色素沈着していまいます。
さらに、ヤニにくっつくのは食べ物などの汚れだけでなく、お口の中の細菌(むし歯菌や歯周病菌)もまたくっつけてしまいます。タバコに含まれる成分によって血流が悪くなったり、唾液分泌量が減ったりすることから、細菌が繁殖しやすい環境になり、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。
歯を白く保つ方法
タバコを止めること!これに尽きます。が、それでも止められないのがタバコ・・・(笑)
ならば、喫煙者はなるべくマメに歯医者さんで歯の定期検診を受けましょう♪プラークや歯石と一緒にヤニ取りをしてもらって、むし歯や歯周病のチェックもしてもらいましょう。
歯医者さんのクリーニングで基本的な歯の着色は落とせます。ただ着色とはあくまで歯の表面に後からついてしまった色のことですので、クリーニングしてもまだ色が気になる時は、元々の歯の色を白くするホワイトニングを検討するのもいいと思います。ホワイトニングの効果が出やすい変色とそうでないものとありますので、まずはご相談ください。
クリーニングや、ホワイトニングの効果もお家でのお手入れによって、持続力が変わってきます。葉山歯科でおススメしているのは、お家でも簡単に着色を取ることが出来る美白効果のあるルシェロホワイトの歯磨き粉と歯ブラシのセット(写真)です!
歯磨き粉は弱アルカリ性で、歯よりも柔らかいキメ細かい粒子で優しく汚れを落とします。歯ブラシの毛は、断面がひし形で、歯に対して接触面が広く、効率的に汚れを落とすことが出来ます。この二つを一緒に使うと効果的に歯の白さをキープできます。ご希望の方は、受付でお問い合わせください。
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