暑い夏、今年は長いですねぇ。。。皆さんバテてませんか？9月に入ってやっと少しは涼しくなってきたかも？？？位にはなってきましたでしょうか。
さて、たまに患者さんから「この歳になっても矯正って出来るの？」と聞かれることがあるのですが、今月はこの質問に答えてみようと思います。
矯正治療とは？
そもそも歯科の矯正治療ってどんな治療か皆さんご存知でしょうか？
なんとなくガタガタした歯並びを真っすぐキレイに整えること、と思われている方が多いと思いますが、正確にはガタガタした歯並びの見た目を治すというより、歯並びを含めたかみ合わせを整えて、きちんと機能的にかめるようにする治療が矯正治療です。
「かみ合わせを整えるって何のこっちゃ？」だと思うので、咬み合わせが悪い（不正咬合）とどういう問題があるのかいくつか具体的に挙げてみます。
・ 歯並びがガタガタ
→歯みがきがうまく出来ず、むし歯や歯周病のリスクがあがる
→頬っぺたや舌をかみやすくなり、外傷のリスクがあがる
・ 受け口、すきっ歯
→うまく咬めない（咀嚼障害）
→うまく発音できない（発音障害）
・ 上下の歯が閉じない
→うまく飲み込めない（嚥下異常）
→咀嚼障害
→発音障害
・ かみ合わせが深い
→あごの関節への影響（顎関節症など）
これらは不正咬合の問題の一部ですが、見た目云々以前に機能的に問題があることが分かると思います。これら不正咬合を、矯正装置、ワイヤー、マウスピースなどを使って、歯やあごの骨に力をかけてゆっくり動かしていくことで、かみ合わせを整える治療が矯正治療なのです。
つまり、
歯と歯を支える歯周組織が健康であれば、いくつになっても矯正治療は可能です！
またかみ合わせを整えてあげることで、お口の機能面の向上はもちろん、頭痛、腰痛、肩こりなどが改善する健康面のメリット、見た目よくなることから自信が持てたり、明るくなったり、という精神的なメリットもあります。
インビザラインについて
葉山歯科では、写真のような目立たちにくい透明なマウスピースを2週間ごとに新しいマウスピースと交換しながら少しずつ歯を移動させる「インビザライン」というマウスピース矯正を主に扱っています。
簡単に取り外しができるマウスピース装置なので、治療中でも好きなものが食べられ、歯磨きなどもこれまで通り出来ることから、比較的ストレスなく治療が続けられる矯正治療です。
交換マウスピースが少なめのプチ矯正から上下フルの矯正まで対応可能です。年齢関係なく、ご興味がある方はお気軽にスタッフまでお問い合わせください♪